いつもの日曜日。
バイトしてたら彼から着歴。
休憩中に折り返してみると、今日仕事早く終わりそうだから今日にしない?と。
どっちでもいいというので、次の日お休みの方がいいかと思ってじゃあ今日ねと約束をした。
私はバイトで時間どおりに終わり、彼に連絡をして待っていたけれどやっぱりまだ終わらない様子。
私はずっと、お休みをとったのにその日に予定を入れた彼がいやで、
そのことを埋めるようにしてほしかった。
だけれど、昼間に、じゃあ今日と決めてから 他の日はすべて予定を入れてしまったという。
彼は ゆっくりどこかに一緒に行くなら年明けのお正月に連休がとれたからと言うけれど私はいやだった。
忙しいのはわかるけれどいくら仕事の付き合いがあると言っても忘年会などに時間をとれるなら私にも時間をつくってほしかった。
電話で 話していてすごくすごくイヤで。
けれどクリスマス前に会えるのは今日しかなくて。
次に会えるのは年末、もしかしたら年明けかもしれないと思ったら
家を出ていた。
せっかくのクリスマスの季節だから
私はどこにも行かないのがいやで。
でも彼は ずっと会社に泊まりで疲れていて。やることも沢山あって。
仕事をしている時間以外でもすることに追われている彼を見て
私はきっとわがままを言ってしまったんだと思う。
彼は自分のことに精一杯だった。
理解ができない私を黙らせたかったんだと思う。
私は彼のしたことに過呼吸を起こし、動けなくなった。
彼がこわくて なぜ自分がそこにいるのかわからなかった。
驚いている彼に袋を持ってきてもらって、ようやく落ち着くと
ゆっくりと話してくれた。
今の自分の仕事のこと、生活のこと、人との付き合い。
私とのことも考えてくれていたこと。
信じるしかないのだけれど、
友人とは最近連絡もとっていないという。
大事な先輩とも。
仕事で疲れて そんな余裕はないという。
まめにこんなに連絡をしたりしているのはお前ぐらいだという。
彼は自分のことに精一杯だった。
落ち着いた私を見て彼は私を車でどこかに連れて行ってくれた。
以前に見たとてもきれいにイルミネーションをかざる幼稚園。
ずっと私はそこにまた見に行きたいと言っていた。
時間はもう11時近くでとっくに光は消えていたけれど
真っ暗な幼稚園は去年と同じようにクリスマスの飾りが飾ってあった。
きっと今年もきれいなんだと思う。
私の行きたいと言っていたところを覚えていて連れて行ってくれたことがうれしかった。
そしてその後、
彼のお客さんがやっているお店に連れて行ってくれた。
小さなお店だけれど、とてもかわいくて、ろうそくがテーブルのひとつひとつに置いてある。
お店をやっている女の人も彼のことを覚えていて、いつものお兄ちゃんねと言ってサラダをサービスしてくれた。
帰り道に 今の仕事のことをたくさん話してくれた。
彼の仕事はお店などではとても重要なものだということが改めてわかって責任の重大さが伝わってきた。
忙しくて責任感やストレスもあるけれど きっと大きなやりがいもあるのだと思う。
ひととのつながりもとても大事な仕事。
なぜそんな必死な彼を私は支えられないのだろうと後悔した。
私は夜から話を聞くことしかできずに、何も頭のいいことは言えなくて。
朝となりで眠っている彼に ただごめんねとありがとうだけ伝えた。